基本的にフランス人は、食が大事だと考えています。(たとえば)私も料理が大好きです。
世界を見渡してもフランス料理は有名です。
Paul Bocuseポール・ボキューズとJoël Robuchonジョエル・ロビュションはフランスの有名な料理人です。
私はプロヴァンスに住んでいて、郷土料理が好きです。
Tapenade(タプナード)はグリーンオリーブまたはブラックオリーブで作られ、小さなパンを添えて食べます。
Anchoiade (アンショワイヤード) はオリーブオイル、ニンニクとアンチョビのソースで人参、セロリ、大根、トマト、アーティチョーク、ネギなどを付けて食べます。
アンチョビは南フランスでよく 食べられている小魚の発酵食品です。「アンショワイヤード」は、アンチョビとオリーブオイルとニンニクの素晴らしいハーモニーで季節の生野菜を楽しめるディップソースです。
<アンショワイヤード>
材料
(2~4人分):
- アンチョビフィレ
-
大さじ2杯
- にんにく
- 1かけ
- 酢
- 好みの分量(※1)
- こしょう
- 好みで少々
- オリーブオイル
- 好きな分量(※2)
- ※1:ある程度酸味があるほうが野菜が美味しくいただけるので、例えば大1あたりから入れてみてください。酢に色がつくていると出来上がりの色も濃くなりますので、色合いもお好みで使い分けると楽しいです。
- ※2:オリーブオイルは比重が軽く浮くので、全体を混ぜてみて、アンチョビや酢が十分に浸るだけの量を入れます。
野菜スティック(カリフラワー、ブロッコリー、セロリ、ニンジン、ラディッシュ、ベビーコーン、パプリカなどなど)は、生のまま供されることが多いですが、これが、意外と美味しいです!
作り方
:
- アンチョビをミニボウルなどに入れ、フォークの背などでなめらかに潰す。
- にんにくをすりおろし、ボウルに入れる。
- 酢を入れ、こしょうを軽くふる。
- 全体が浸るぐらいのオリーブオイルを入れ、よく混ぜる。
- 味見をして、酸味や塩加減を調える。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 表面がオリーブオイルで覆われるように、オリーブオイルの量を加減します。
- にんにくをすりおろした器具に酢を入れ,くっついたにんにくを洗い落すようにすると便利です
- 塩味が足りないときは、そのまま塩を足すのもよいですが、アンチョビを追加するとより美味しいです
- 生では召し上がりにくい野菜は茹でます。(写真のブロッコリー→茹でたもの)。
Tips about cuisine
- 「アンショワイヤード」のフランス語(フランス、モナコの公用語)の綴りは「Anchoïa」。
- アンチョビのフランス語である「アンショワ」(Anchois)に由来する料理名である。
- 「ï」は「i」のトレマである。フランス語の「i」はイと読まないことが多いため、これを「イ」と読ませたいときに「ï」を用いる。
- 「ïa」は「ヤ」の発音に近くなり、「de」は「ドゥ」の音に近く、日本語の音では「ド」が最も近いため、日本語カタカナ表記では「アンショイヤード」としました。
Bon appétit